本部 BIG統括本部 商品部 デリカバイヤー/藤田 智

本部 BIG統括本部 商品部 デリカバイヤー/藤田 智

私はマックスバリュのホットデリカ部門のバイヤーを経て、現在はザ・ビッグのデリカ部門のバイヤーとして、惣菜やお弁当、お寿司、サラダ関係の仕入れを行っています。100店舗強あるマックスバリュはバイヤーの数も多く、商品部ごとに管理する部長がいますが、まだ38店舗のザ・ビッグでは、デリカ部門に限っては2人で仕入れを担当しています。ザ・ビッグを担当するようになったのは、2012年の立ち上げ時から。この業態としてはゼロからの立ち上げだったので、当時はとても苦労した記憶があります。まずはとにかく店に合った商品を探すところから始めましたが、当時はまだ1店舗だけだったのでメーカーとの交渉もひと苦労。冷凍食品に関してはメーカーのNB(ナショナルブランド)商品が主流ですが、NB商品を仕入れてしまうと原価も売価も他店と同じで差別化は図れません。すでにイオングループ内の4リテールが先行してザ・ビッグを運営していたので、県外まで行って2週間の実地研修を行い、そこから共通のメーカーさんに共通のアイテムをお願いするところから始めました。そしてようやく軌道に乗ってきた頃に、メーカーさんの協力を得て規格を変更していただき、マックスバリュの商品とは異なる方向性を打ち出すことができたのです。

現在は2人で仕入れを担当し、内容についても任されています。自分の裁量ですべてを決められるというのがこの仕事の醍醐味かもしれません。ザ・ビッグはディスカウント業態ですから、値段とボリュームのバランスがポイントになってきます。こちらのイチ押し商品を店頭に並べると、現場のフレックスさん(パートタイマー)やアルバイトさんたちが最初に反応してくれますが、「この量をこんな価格で出していいんですか!?」と言われると、その様子を見ているだけでワクワクしてきます。これまでフレックスさんたちに最も驚かれたのは、17円でコロッケを販売した時です。メーカーさんにも数を出すので協力して欲しいと相談し、利益がギリギリ残るところで企画が実現しました。この商品は今でも定番でロングセラー商品になっています。他にも巨大な棒ヒレカツを売り出して、お客さまに喜んでいただけたこともあります。たとえ失敗しても怒られるような企業体質ではないので、とにかく経験してチャレンジして、それによる失敗は次に改善していけばいいと思います。やっぱり自分が企画した商品がお客さまに受け入られるのは面白いですからね。

私はもともと接客が好きでマックスバリュ東海に入社したので、今でも現場に立つと刺激になります。原点には、お客さまが喜ぶ商品を売るのが楽しいという想いがあるので、そこを目指して商品を仕入れます。ザ・ビッグの場合は複数の商品を組み合わせてオリジナルの仕様を作るので、仕入れるというよりはメーカーさんと一緒に作っていくという感じかもしれません。

自分にとって現場のいいところはもう1つあって、それはフレックスさんの存在です。右も左も分からない新入社員の頃、現場での動き方を教えてくれたのはフレックスさんたちでした。時には叱られながら、まるで我が子のように手取り足取り教えてくれて、本当に頼りにしていたのを覚えています。店の立ち上げから活躍しているようなフレックスさんもいて、ここは目の前のお客さまに喜んでもらおうという思いを持っている人たちの集まりなんだと感じました。そんな仲間たちがいる現場に再び戻り、店長をやるというのもひとつの夢です。

入社を希望するあなたへのメッセージ

この仕事は人が好きなら間違いなく楽しくできると思いますし、どの部門に配属されてもしっかりしたフレックスさんがいるので安心かもしれません。お店には話好きの常連さんも何人もいらっしゃって、そういった方たちから学ぶことも多いと思います。想いさえ持っていれば、未経験でも楽しくできる。そういう環境がここにはあります。

プロフィール

2004年入社。3年間の店舗勤務を経て本部へ異動。マックスバリュのホットデリカ部門のバイヤーとして経験を積んだ後、2012年のザ・ビッグ業態立ち上げと共にザ・ビッグのデリカ部門のバイヤーとなる。